妙義・入山川裏谷急沢
11/11中級の講習会で裏谷急沢へ行く。いつもは初級者の講習会で行く沢だが、昨年計画し、流れてしまった沢だ。ここは傾斜が強く、ツルツルのスラブの滑床とナメ滝登攀の良い練習となる沢だが、かなり岩が脆く、年々初級者の講習会で組むのは難しくなっていると感じる。中級の沢としては優しい部類に入る沢だが、気の抜けない沢なので、中級の沢を学んでいる方たちがルート取りを自分たちで学ぶには丁度良いのかもしれない。ただ、この日は風が強く、ナイフリッヂ尾根の下山に時間が掛かってしまう。
F1は右の泥壁から
F1から続く滝はツルツルなので慎重に
荒れたゴーロの河原とナメの小滝がしばらく続く。
3段の大滝
上段の滝が、この沢の核心部
核心部上段の滝は右側灌木沿いを直上し、落ち口にトラバースして抜ける。
取付きと、落ち口のトラバースが核心か。岩が剥がれ落ち、難しくなっているようだ。
左側のスラブ壁を登るルートもあるが、左側の方が難しい。
2段の滝は上段を左側から登り、トラバースして落ち口へ
柱状節理の小滝が連続する。
最後が柱状節理の大滝だ。
大滝の登攀は、岩が剥がれやすいので登らない方が良い。
大滝の上から傾斜の強いスラブ状の大ナメ床が始まる。
大ナメ床の終わりに4mの滝が・・・。
滝上も滑りやすいナメ床が続く。
三俣
ツルツルの傾斜の強いナメ床なので、中俣と右俣の中間尾根に上がり稜線へ。
下山のナイフリッヂ尾根下降は慎重に・・・。
ナイフリッヂ尾根から見える柱状節理のおおいわ岩峰
この記事へのコメント
風が強くとても寒かったです。滝が多く足がつりそうでした。ナメ床は足がかりをみつけるのに時間がかかってしまいました。とても勉強になりました。
下山もまたハードでした。今年度教室 最後の沢でしたがまだまだですね!!来年度もしっかりと勉強していきたいと思います。
真っ暗な中、裸足での徒渉は、闇鍋ならぬ闇徒渉、ちょっと楽しかったです。
ナイフリッジのヤセ尾根下山までスリル満点でした。
谷急山の山頂のパノラマはすごい!